列車は、金刀比羅宮おひざ元の、琴平駅に到着。

チェックインまでの時間を利用して、こんぴら参りを決行!

えーと、これは第19代の宮司さん(琴陵宥常)の像。
彼は、帝国水難救済会を創設した方だそうで、海難救助に関する陳列所もここにあった。

こちらが大門。
時の藩主、松平頼重侯(水戸光圀の兄)から寄進された。
楼上の「琴平山」の額は、有栖川熾仁親王の書。

大門のちょい手前に、「金刀比羅本教総本部」がある。
金刀比羅宮は、現在、神社本庁に所属しているが、それとは別に、こんぴらさんを祀る宗教法人として独立した組織も存在する、というわけだ。
別モノだから、大門の外にあるのだが、教祖は、奥社に祀られている厳魂彦命だというから複雑だ。

コマイヌさん。

そして、ここがかつて、松尾寺と呼ばれていた頃の金堂、「旭社」。
立派すぎて、ココが本宮だと勘違いする人、続出な感じ。現に森の石松もここまでで帰ってしまったという記録があるそうだ。